豆鳳凰民いせえびの麻雀備忘録

天鳳七段。豆鳳凰民のいせえびが、雀荘や麻雀本のレビューなどをしています。

錦糸町で麻雀を打ちたい人へおすすめのフリー雀荘ランキング!

 

ユニークな雀荘が集う町、錦糸町

ここしばらく錦糸町の雀荘を巡っていて思ったのが、錦糸町は本当に色んな雀荘があって面白いということ。繁華街のある錦糸町南口エリアはもちろん、比較的落ち着いている北口にも何件もお店がある。しかも、チェーンじゃないお店が多いこともあって、ルールやサービスに多様性があって、そこもまたユニークなところ。

にもかかわらず、あまり個人店のレビューがネットに見つからないのが寂しいところ...。初見の雀荘はネットで情報を見れるか否かで入りやすさが全然違うから、情報がないところを開拓するのには少し勇気がいった。

でも、情報がない中でいろいろお店を回って、「錦糸町で打つならここがおすすめ!」と思えるお店が何件も 見つかりました。その中でも、「雀ゴロというほどじゃないけど、錦糸町付近でフリー雀荘で麻雀を楽しみたい」というひとに勧めるという視点でいくつかお店をピックアップしてみました。錦糸町で麻雀を楽しみたいひとは、ぜひ参考にしてみてください!

 錦糸町おすすめ雀荘ランキングTOP3

※以下ランキングは完全にいせえびの主観です。

第3位:麻雀MAIDO 〜豊富なイベントが魅力〜

【HP】錦糸町の麻雀店、雀荘なら「麻雀 MAIDO」

【場代】600G(300G)

【場所】錦糸町駅南口徒歩3分(東京都墨田区江東橋4-8-1MKビル2F)

【ルール】

東南戦。テンパイ連荘。鳴き祝儀。赤が各一枚(500G)、金が一枚(1000G)。白ポッチあり。

【感想】

ゲーム代は高めだが、イベントが豊富なお店。

一ゲーム単価は675G。リアンが550Gなことと比べると、やや高め。

ただ、その分イベントやポイントのキャッシュバックが豊富になっている。

週に何度も連勝戦を開催するなど、トップ賞をイベントで還元することで差別化している。

店員とお客さんの距離がわりと近めのため、常連になるならおすすめ。

ちなみに、場所は若干わかりづらいところにあるため、Googl Map推奨。

 

第2位:麻雀LIEN(リアン) 〜圧倒的コストパフォーマンス〜

【HP】なし

【場代】500G(TOP賞200G)

【場所】錦糸町南口徒歩3分(東京都墨田区江東橋3-5-4冨田ビル2F)

【ルール】

東南戦。テンパイ連荘。鳴き祝儀。赤が各一枚(500G)、金が一枚(1000G)。白ポッチあり。

【感想】

場代の安さが突出しているお店。

2017年2月に新規オープンしたということもあり、店内も綺麗。

接客はフレンドリーというよりは丁寧な接客で、そこにストレスを感じることはまったくなかった(どことなく「さん」グループを思わせる接客)。

駅から3分でわかりやすい場所にあるのでそこもおすすめポイント。

ただ、南口の繁華街まっただ中にあるため、道中に客引きやいかつい人々が多いところだけは注意(これはMAIDOにも言えることだけど)。

 

第1位:雀吉 〜超穴場の激アツ東風戦雀荘〜

【HP】なし

【場代】500G(TOP賞200G)

【場所】錦糸町北口徒歩1分(東京都墨田区錦糸3-4-10)

【ルール】

東風戦。テンパイ連荘。面前祝儀。赤が各一枚(500G)、金が一枚(1000G)。

【感想】

いま自分の中で一番アツいお店。なんといっても、東風戦がおもしろすぎる

場代はピン東風のわりには安めの設定。また、東風で鳴き祝儀というのも珍しい。

ここの良いところは、サラリーマンが仕事帰りに麻雀を楽しむにはうってつけな点。

その理由を三点にまとめてみた。

第一に、時間がないサラリーマンにとって東風は相性がいいこと。

半荘でじっくりゲーム展開を楽しむというのもいいけど、たくさん打てて「短い時間でたくさんゲームを楽しめた」っていう満足感が大きいのも事実。

一局あたりの時間が半荘の1/2〜1/3程度で終わる上に待ち時間も短いから、仕事終わってから終電までに10局打つってことも珍しくない(ついでにご飯も無料)。

それに、東風は「常にラス前」みたいな緊張感があってそこが面白い。自分はこのお店で東風にハマった。

第二に、レートが抑えめなこと。

普通、ピン東風というと歌舞伎町が有名。けど、歌舞伎町のピン東風はレート高過ぎ&魔窟すぎる……。

歌舞伎町のレートが(実質的に)高い理由の一つは、その祝儀のせい。祝儀比率がとてつもなくインフレしている上に鳴き祝儀が主流であるため、とんでもない額が動く。雀ゴロの人にとってはそれがいいのかもしれないけど、パンピーにはちょっときつすぎる。

その点、ここは祝儀少なめ&面前祝儀だから、歌舞伎町に比べて全然おとなしい。さらに近々レートを下げるという話もあるため、より気軽に東風戦を楽しめるルールになりつあるのが個人的には嬉しい。東風戦デビューに最適

第三に、雰囲気がやわらかくて居心地がいいこと。

人によって雀荘を選ぶポイントはバラバラだと思うけど、個人的に大事にしているのがそのお店の雰囲気。たとえ場代が安くてもメンバーや客層が合わなかったら二度と行こうと思わないし、逆にそれが良かったら足を運びやすくなる。

ここは店長が気のいいおじいさんで、年齢層も比較的高めのせいか雰囲気が落ち着いていて良い。客層も偏ってないし、長く打っても不快になることがないのは本当に嬉しい。

(......あと、ここだけの話、ルールの割にまったく雀ゴロに荒らされていないのもポイント。ネットでの宣伝がほぼ皆無なせいか、昔ながらの常連さんが多い印象。豆7段クラスでも純黒になるくらいには客層が偏ってない)

 

ここが東風にハマるきっかけとなっただけあって長めになったけど、ほんとにおすすめ

 

総評

個人的一位の雀吉は、HPもブログもTwitterも個人ブログのレビューも全くないけど、行ってみたら隠れた優良店だった。こういうお店を紹介できることが個人で雀荘レビューする醍醐味だなぁと思う。

二位のリアン、三位のMAIDOも、半荘を楽しみたいときにはおすすめできる良店。どちらも個性があってとても楽しい。

もちろん、ここで挙げたトップ3はいせえびの趣味が入った完全な主観です。錦糸町には他にも赤あり点5の麻雀幼稚園ゴールドラッシュ、赤なし点5のせんてんぼー、隣駅の亀戸まで行けば点5三麻の麻雀MAP亀戸店(タクシー代支給!)など、他にもたくさん面白いお店がありますので、自分の趣味にあったお店を選ぶのが一番です。

ただ、ここで紹介したお店はどこも本当におすすめの良店のため、錦糸町秋葉原、亀戸あたりに来た時はぜひ一度立ち寄ってみてください!

 

 

 

 

無敵の人第15話感想―甲斐谷先生、ノってきた!?

簡単なあらすじ―沈んでいくGTB!!

Mに癖を看破され、ボコボコにされたGTB

しかし、彼の処刑タイムはまだ終わってはいなかった

GTBより順位が低かったすぶらふがアガり、GTBは徐々に点差が詰められてきているのだ。

f:id:bookandwrite:20160413233026j:plain

あわれ過ぎるよGTB……

 

しかも、このアガりはなんとMが誘導したものであった。

GTBの癖を利用することで、他家が危険牌を通しやすくしたのだ。

窮地に追い込まれたGTB。

しかし、そこへ起死回生の手が入るが…?

今回の感想―甲斐谷先生、ノってきた??

今回の見どころは、なんと言ってもMの能力の新たな使い方が示されたところだろう。

本ブログでは、過去に「Mの癖読みがあればこういうのもできるんじゃないか?」という考察を何度かしてきた。

例えば、第四話感想では、「通しをしている脇二人の癖を読むことで、リーチ者の待ちを看破する展開になるのでは?」と予想したことがある。

spiny-lobster.hatenadiary.jp

この予想はハズレだったし、その後の予想も当たることはなかった。

"癖読み"は色々なギミックが考えられるものの、作中では「振り込みを回避する」ためにしか使われていなかったのだ。

もちろん週刊少年漫画だから、出し惜しみするということはあるだろう。

それにしても、少し物足りないところがあったのも正直な感想だった。

しかし、今回はついに作内で"癖読み"の新たな使い方が示された回だった。

 

f:id:bookandwrite:20160413233033j:plain

初心者にやさしいトーカンさん

 

自分が振り込みを回避するだけではなく、「他人を前に出させる」こともできる。それが"癖読み"の新たな使い方だった。

自分が危険牌をあえて切ることで他人を前に出すという展開は、麻雀漫画では使い古されたネタでもある(『ノーマーク爆牌党』の「華麗なる茶柱の半荘」はその極致だと思う)。

しかし、少年漫画である『無敵の人』でそれが行われた意義は大きいと考える。

週刊少年マガジンでは、読者の90%は麻雀のルールなんて知らないだろうから、どこまで麻雀のシステムに突っ込んだギミックを使っていいのかが難しい。深く突っ込みすぎると読者が置いてけぼりになってしまうからだ。

実際に、『哲也』はそこを割り切って「イカサマ勝負」に焦点を当てることで具体的な麻雀テクニックについては立ち入らなかった。

その「麻雀を知らない人にもわかるようにするか」「麻雀ファンでも楽しめる突っ込んだ内容にするか」という押し引きが難しいところで、今回は微押ししたように見える回だった。

麻雀漫画ファンとしては、ゼンツとは言わなくてももうちょっと押してほしいところである。

今後の『無敵の人』からも目が離せない!(「今後の見どころ」は今回はお休み)

 


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

無敵の人第14話感想―甲斐谷節が炸裂!MがGTBの癖を見破った方法とは!?

簡単なあらすじ―MがGTBの癖を見破った方法が明らかに!

二人の雀仙位を下したM。

しかし、初代雀仙GTBはここ三年雀仙を打っていないという。そのため、牌譜から相手の癖を見破る能力を持つMにとって、GTBは強敵に見えた。

f:id:bookandwrite:20160331230051j:plain

雀荘回で看破した可能性もきっちり潰してくれる丁寧な一ページ

 

さすがのMでも、相手の手が見れない対局中に癖を読むことはできない。

それにもかかわらず、MはGTBの癖を見破り危険牌を通していく

はたしてMはどうやってGTBの癖を見破ったのか……。

今回の感想―甲斐谷節が見えた一話!

前回の感想で、GTBの反撃があるかどうかが見どころになると書いた。

spiny-lobster.hatenadiary.jp

しかし、Mの処刑タイムは続行

哀れGTBは全国中継で煽られ続けるのだった……。

 

それはおいといて、今回の無敵の人は甲斐谷節が見えて面白い一話だった。

最近は打っていないプレイヤーの癖をどうやって見破ったのか

リアルで打った一戦で癖を掴んだのか。

それとも対局中に見抜いたのか。

どちらにしても、たった一局、それも相手の手が見えていない状況で癖を把握するというのは現実的ではない(この言葉が妥当かはわからないが…)と考えていた。

そして、そのことは作中でもきちんと指摘されていた。

 

f:id:bookandwrite:20160331230031j:plain

さすがのMでもそれは無理

 

麻雀的には癖をこの段階で読み切るのは不可能なはず

しかし、今回の話では説得力ある形でアンサーを出している

言われれば「なるほど」と納得できる仕掛けだった。

せっかくの仕掛けをネタバレしてしまうのは避けたいため、ぜひマガジンか無敵の人第二巻で確認してほしい。

今後のみどころ―GTBは腹を切るのか!?

さて、完全にフルボッコにされているGTB

ここまでボロボロにされると同情さえ覚えてくるが、彼は対局前にとんでもない発言をしている。

そう。「もしMに負けることがあったら俺は命を絶ってもいい」発言である。

f:id:bookandwrite:20160301203349j:plain

これを今のGTBに見せてあげたい

 

すっかり小物っぷりを見せつけたGTBだが、はたしてこの約束にはどう対処するのか?

ちょっと今後の展開を考えてみた。

 

◎本命:Mの同情差し込みで逆転

〇対抗:ボロ負けするも開き直る

▲大穴:実力で奇跡の逆転勝利

 

公約無視の開き直りを前提にすると、Mが同情しての差し込みというのが展開的にありえそう。感情が復活しつつあるという話にもつなげられるし。

まぁ、個人的には実力での大逆転に期待

 

無敵の人第一巻、絶賛発売中!

 


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

【本】無敵の人第13話感想―なんとミズキが本作初〇〇!?

簡単なあらすじ―"癖"の読めないGTBに連続放銃!!

ドスに続き、かぶらおーの"癖"も見破ったミズキ。

相手の手を楽々と看破し、格の違いを見せつけた。

しかし、初代雀仙GTBの"癖"は読めないでいる。何故なら、GTBはここ数年雀仙で打っていなかったからだ。

"癖"が読めない相手ということで、ミズキは本作初の放銃をしてしまう。それも二度連続で。

f:id:bookandwrite:20160323021400j:plain

いちいち叫ぶな

 

初めて"癖"の読めない相手と対峙したミズキ。

このまま苦戦を強いられるように思われたが……?

今回の感想―対局の最中に"癖"読み切るって強すぎない?

前回の感想では、「わずか一局で相手の"癖"を読み切ることなど不可能」ということを前提として、"癖"の読めない相手とどう戦うかが見どころになるとしていた。

spiny-lobster.hatenadiary.jp

しかし、予想は大ハズレ

 ミズキはなんと対局中にGTBの"癖"がわかったという。

f:id:bookandwrite:20160323021500j:plain

それにしても対局中よく喋るね

 

元々のミズキの設定は、「ネット麻雀をひたすら観戦し続けており、超人的な記憶力と合わせて相手の"癖"を把握している」というものだった。そのため、ミズキの強さが発揮されるのはネット麻雀で対局を見たことがある人との戦いに限定されていた。

だが、対局中に"癖"を読めるとなると話は変わってくる。

ミズキは初対面の相手でもその強さを発揮できるのであり、まさに「無敵の人」である言える。

その一方で、トーカンのようにミズキが「"癖"が見えない」という相手もいる。

"癖"が見える相手と見えない相手の違いは何か。その点が今後注目される。

今後の見どころ―GTBの反撃はあるか!?

今回、完全な勝ちフラグを立てたミズキ

"癖"を読み切った宣言した以上、次週からはドス・かぶらおーに続くGTB処刑タイムが始まる。それを確信させるフラグ回だった。

しかし、本当にそんなあっけなく勝ってしまうのだろうか?

たしかにGTBはクズで小物に描かれている。

だが、腐っても雀仙である。作品中最強のステータス雀仙、しかも初代雀仙を与えられた人物である。

そんな彼が、なすすべなくやられてしまうのだろうか?

そんなことはないのではないかと考えている。

作中最強のステータスを持ち、さらに相手(ミズキ)の戦法も分かっている。この状態で何の工夫もなくあっさり負けてしまうというのはキャラの格的に考えづらい

なぜなら、倒され方が簡単であればあるほど、「そんな奴がネット麻雀のトップに立てるのかよ?」設定の説得力が弱くなってしまうからである。

f:id:bookandwrite:20160323021651j:plain

さすがにただ煽るだけの奴ではないと信じたい……

 

そのため、GTBは「さすが雀仙」と思わせるシーンが一つは与えられるはずである。

GTBはどうやってミズキに一矢報いるのか。今後の『無敵の人』にも期待である。

 

無敵の人第一巻、絶賛発売中!

 


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

【本】無敵の人第12話感想―五代目雀仙ドスさん公開処刑されるの巻

簡単なあらすじ―ドスさん、アウトー!

第11話で卑劣な雀仙三人の嫌がらせに対し、「レベルが低すぎる」と一蹴したミズキ。

ミズキの挑発に怒り心頭に発した五代目雀仙ドスは、無茶な要求をけしかける。

f:id:bookandwrite:20160315084142j:plain

※モブではありません。雀仙です。

 

「負けたらカメラの前で土下座し、『イカサマ師』であると認めてアカウントを返上」という一方的な要求に対し、ミズキはあっさりとこれを受け入れる。

そして、格の違いを示すかのようにドスの癖読みを披露し、ハネ満をアガりきったのだった。

大物手をアガり逆転したミズキ。

しかし、初代雀仙GTBはID保存のために最近は打っていないという。

最新の癖がわからない相手に、はたしてミズキはどうやって戦うのか……。

今回の感想―ドスさん、雀仙のわりに格低すぎない?

前回の感想では、リードされる⇨相手の手牌を読みながら大物手をアガる」というパターンは以前やっていることから使えず、「相手が六段でなくて雀仙であることを考えると、容易に読むこともできないのかもしれないと予想していた。

なにせ相手はネット麻雀の頂点に立つ雀仙である。そんな露骨な癖などはなく、また簡単にやりこめられることはないだろうと考えていた。

spiny-lobster.hatenadiary.jp

しかし、予想は大ハズレ

なんと、雀仙にさえ癖が、それも致命的な癖があり、ミズキはそれを読んで大物手をアガり返すという展開だったのである。

f:id:bookandwrite:20160315084231j:plain

そんな人が雀仙になれるんですかね……。

 

「物事を深く考える事を面倒臭がるという癖がある」と公衆の面前でdisられるドスさん。ミズキさん鬼畜過ぎる

言動と言い作中での扱いと言い、これ以上ないくらい格が下がったドスさん

とても雀仙とは思えない扱いに、もはや同情すら覚えるレベルのドスさん

今後、彼の格が見直されるときははたして来るのだろうか……。

今後の見どころ―最近の癖のわからない相手にどう戦う?

ドスを倒し、次は初代雀仙GTBを捲ろうとしているミズキ(三代目かぶらやおーは空気)。

しかし、対GTBには二つの障壁がある。

一つ目は、最近の癖がわからないということである。

天鳳位と違い、雀仙位には降段の可能性がある。そのため、GTBは雀仙位アカウントを守るためにここ三年雀仙を打っていないというのである。

f:id:bookandwrite:20160315085212j:plain

誰だGTBさんのことを保存厨と呼んだのは!?

 

早くも汗だっくだくのGTBさん

それもそのはず。彼は第10話で「負けたら死ぬ」宣言をしているのである。絶対に負けられない苦しい状況にある。

しかし、苦しいのはミズキも同じ。最近の打ち方を見ていないということは、GTBが同じ打ち方を貫いていない限り癖を知らないも同然ということである。癖読みを最大の武器とするミズキにとって、これは大きなディスアドバンテージになる。

「最近は打っていない」としながら「けど打ち方は変わっていませんでした」という展開はまずないだろう。また、第10話にてミズキはGTBとリアルで対局しているが、わずか一半荘のことで相手の手牌も見れていない。そのため、そこから癖を読み取るのも難しい。

これらのことから、ミズキはGTBの癖を完全に把握していないと考えられる。すると、本作品で初めてミズキは「癖の読めない敵」と戦うことになる。

これに加え、二つ目の障壁がある。それは、GTBがミズキの癖読みを知ってしまったということである。

精緻な読みというのは型にハマれば恐ろしいが、少しでも読みがズレれば全体の読みに大きな狂いが生じる。読みに頼るというのは逆手を取られやすい戦術なのである。

それにも関わらず、ミズキは雀仙三人の前で「癖読み」を披露してしまった。六段ならまだしも、相手は雀仙である。この情報を利用しないはずがない。GTBは必ずミズキの読みを利用したハメ手を打ってくることだろう。

 

最近の癖を知らず、癖読みの逆手を取ってくる相手にどう戦うか。今後の『無敵の人』にも期待である。

無敵の人第一巻、絶賛発売中!

 


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

【本】無敵の人第11話感想―驚愕!!なんと三代目・五代目雀仙も〇〇だった!!

簡単なあらすじ-disられまくりのミズキくん

初代雀仙GTBの中傷により窮地へ追いやられたミズキ。

それに追い打ちをかけるように、他の雀仙達もミズキのネガティブキャンペーンを開始した。

ネガキャンの効果は大きく、ミズキの家に怪文書を入れる者さえ現れ始めた。

 

f:id:bookandwrite:20160309001551j:plain

この世界の民度はどうなってるんですかね……

 

こうしてミズキが四面楚歌に追い込まれる中、ついにトーナメントが開催された。

 

今回の感想-なんと他の雀仙もクズとは……。

前回の記事では、ミズキまたはトーカンの卓で番狂わせが起こるのではないかと予想した。

初代雀仙はどクズで明らかな噛ませ。けど、同卓する他の雀仙の中にはミズキやトーカンに匹敵する強敵が潜んでいるのではないか。そう考えたのだ。

しかし、結果は大ハズレ

なんと、GTB以外の雀仙二人もどクズというまさかの展開であった。

f:id:bookandwrite:20160309001538j:plain

2コマ目、モブではありません。雀仙です。

 

発言的にもキャラデザ的にも噛ませの雀仙三人。

ミズキも大ゴマで見栄を切ったし、番狂わせは起こりそうにない。

今後の見どころ-単純な大物手和了以外の方法でどうやって逆転する?

今後注目したいのは、ミズキがどうやって逆転するかである。

雀仙二人に満貫・親満をそれぞれツモられ、大差をつけられたミズキ。

序盤にリードされる展開は、六段三対一編と同じである。

六段相手の時は、リードされる⇨相手の手牌を読みながら大物手をアガる⇨国士をツモるという展開だった。

つまり、漫画的に言えばこのパターンはもう使えないのである。

相手が六段でなくて雀仙であることを考えると、容易に読むこともできないのかもしれない。

そうした制約を抱えながらも、麻雀である以上は勝つためにはアガらなければならない。

そのため、ミズキは雀仙三人を出し抜きながらアガるための説得力ある戦術が必要となる。

はたしてミズキはどんな戦術を以て最強の雀仙たちを出し抜くのか。今後の展開にも期待である。

無敵の人第一巻、絶賛発売中!

 


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

【本】無敵の人第10話感想―初代雀仙は〇〇だった!!

簡単なあらすじ―初代雀仙GTB登場!

雀仙トーナメントが正式に決定された。これでMとトーカンとの対決は避けられないものとなった。

また、Mに対するイメージの最新の調査結果が出たとブイライン社長は言う。

それを見ると、なんと「Mはイカサマをしている」という意見が前回よりも増えていた

このイメージダウンの原因となっていたのは、初代雀仙GTBによるブログ記事だった。

f:id:bookandwrite:20160301203349j:plain

「麻雀は運の要素が大きい」と言いながら「負けたら死ぬ」と言う不思議

 

Mへの誹謗中傷を止めてもらおうと、順平はMを連れてGTBのいる雀荘へと赴く。

そこでMの実力を見せつけ、額の傷跡を見せてその境遇を説明した。

事情を理解してもらい、「今日 君達が来てくれた事はきちんとブログに書かせてもらうよ」という言質を取った二人。これでMへの誹謗中傷は止むかと思われた。

しかし、GTBはMの実力や額の傷について更なる中傷を行ったのだった。

それぞれの思惑が交差しながら、最強決定トーナメントの幕が上がった……。

今回の感想―初代雀仙がクズ

 前回の記事では、雀仙トーナメント編で、各キャラクター・闘牌がどのように描かれるかが今後の見どころになると書いた。

spiny-lobster.hatenadiary.jp

 しかし、今回はまだトーナメントに入ることはなかった。ミズキの初戦の相手である初代雀仙GTBのキャラ掘り下げ回だった。

 そのGTBであるが、一言で言うとどクズである。

 クズの見本市のようなこの漫画の中でも一つ頭抜けているあたり、さすが初代雀仙というところだろう。

f:id:bookandwrite:20160120005216j:plain

みんな大好きクズ六段

 トーカンの出現によって「段位と品位は比例する」という作品内の法則の存在が疑われていたが、GTBの出現によってその仮説は打ち砕かれた

 さらにこのGTB、Mが見破れたテンパイにその気配すら気づくことができないという、早くも小物臭を漂わせている

 「負けたら死ぬ」宣言までしているGTBであるが、キャラ格的にMが負けるビジョンが見えない。Mに負けて死ぬ発言もスルーするというさらなる小物っぷりを見せつけるのだろうか……。

今後の見どころ―番狂わせはあるか!?

 ついに開幕した雀仙トーナメント。

 内容面についての見どころは、前回も書いたように個人の能力や闘牌自体の展開だろう。

 しかし、ストーリー全般についての見どころで言えば、「番狂わせがあるのか」だろう。

 番狂わせとは、ミズキまたはトーカンが負ける展開のことである。

 トーナメントの形式を見るに、上位二名までが決勝に進めるように思える。

 そのため、今回小物っぷりを発揮してくれた初代雀仙に勝ったとしても、ダークホースにミズキが負けるという展開は十分に考えられる。また、トーカンについても同じである。彼を倒す最強の雀仙が現れてもおかしくない。

 漫画的に言っても、ミズキ・トーカン・二人に負けて格付けの済んだ二人の四人による闘牌よりも、全員が強者という展開の方がより高度な戦いを演出できる。そのため、誰か一人はダークホースがいるのではないだろうか。

 

 決勝がミズキVSトーカンという王道展開になるのか、それとも番狂わせがあるのか。今後の展開にも期待である。

 

 

無敵の人第一巻、大人気発売中!!


無敵の人(1) (週刊少年マガジンコミックス)