【雀荘レビュー】麻雀ブル@中野店
雀荘レビュー第八段は19番ブル中野店。JR中野駅北口の目の前にあります。
基本情報
【店名】麻雀ブル
【HP】http://www.jan39.com/shop.php?tnp=11485
【最寄り駅】中野駅
【場代】600G/350G。トップ賞200G。
【ルール】
ごく一般的な東南戦。テンパイ連荘。赤は3pが二枚のみ。一枚は「さん」と書かれている。
祝儀は一発、裏、「さん」と書かれた赤3pを含む面前和了。
白ポッチ二枚。
【雰囲気】
とても良い。
マナーをとても大事にしており、引きヅモや先ヅモはしっかりと注意していたのが好印象。マナー重視の看板に偽りなし。
いわゆる「もしラス」コールを認めていない点には注意が必要。
【イベント】
期間に応じて様々やっている模様。以前行った時には、「平日早朝に来た人はラスを引くまで場代無料」などのイベントを行っていた。
ここがユニーク!:「赤3p」
5に一枚ずつ入っている通常の赤牌とは違い、赤い3pが二枚入っている。その内一枚は「さん」と書いてあり、祝儀の対象となる。
このルールだと筒子のみがやや優遇されることとなるが、それよりも赤牌が他に入っていない点が重要であるように感じた。面前志向が強くなるとともに、ホンイツの価値が相対的に上昇する。また、鳴きやダマで高打点を作ることが難しくなるため、通常の麻雀以上にガンガンリーチをかけていく展開となる。そのため、回し打ちをして凌ぐよりも、押し引きのメリハリをはっきりつけていく打ち方をする必要があると思えた。
店内は広々としていて、雰囲気も落ち着いているため打ちやすい。
【大会レポ】8/8東京大学麻雀サークル「白」主催麻雀大会
先日8月8日に行われた、東京大学麻雀サークル「白」さん主催の麻雀大会に参加してきました。白さんのTwitterアカウントはこちら。
大会の形式は、前半・後半それぞれで東風3回+東南1回を行いその合計を競うというもの。前半と後半の間で一度集計が入り、そこで下位半分が足切りとなる。
大会参加人数は56人と、大盛況の大会でした。以下、備忘録として印象に残った場面だけ簡単に書いていきます。
大波乱の一回戦
一回戦、同卓した人々が何やら顔見知りらしく和やかに話している。そこで話を聞いてみたところ、なんと上家が全日本麻雀協会のプロで天鳳九段の平沢元気プロ、対面が白の前代表、下家がある麻雀団体のプロだと発覚。大会にも関わらずほぼ鳳東というエグい組み合わせ......。
さっそくこれとかツイてないなと思っていたが、ツイてないどころかとんでもなかった。
出親で始まった一局目の配牌が、
下家の南をノータイムでポン。対面さんが切った第一打の東で7700の出アガり。
さらに、次の局では中トイトイドラ3でテンパイしているところに、満貫テンパイの対面さんが4cmから打ちこみ開始五分で終了。ひどい東風だった。
とりあえずの足切り回避
その後は貯金を活かし、2着-4着-3着で予選通過の28人中17位で無事足切り回避。21000点4着、30000点持ち3着だったため、なんとかまん中やや下あたりにつけられたものの、入賞を狙うには遠い位置。
この予選の中で少し興味深い牌姿があった。
オーラスアガりトップ。五順目。北家。トップは自分の上家。
ここでを引くかチーした場合に何を切るかというもの。普段なら手拍子でを打ちそうなところだけれど、が面白そうと立ち止まる。自分の上家が絞り気味に打つことを考えた時、あえて赤を打つことでイーシャンからテンパイへの速度が上がることと、最終的に赤打ち数順後のに取ることが出来る。実際には結局イーシャンにもならなかったけど。
そうしたなんやかんやがあって後半戦に突入。
アガるべきか、見逃すべきか
その後、後半の東風三回戦は2着-1着-1着と好調。残るは半荘一回を残すのみとなったこの場面で途中集計の発表が行われた。それによると現在5位。トップとの差は約60p。上位四人の誰か一人は少なくとも40000点以上のトップを取るものと考えた時、90000~100000点のトップを取らなければ優勝できないという条件。箱下は即終了のこのルールでは相当厳しい。
しかし、最後に猛烈にツキまくり、倍満、親ハネ、親ハネなどと立て続けにアガり、気づけば77000に。優勝条件が見えてくる。
そこで究極の選択を迫られたのが次の場面。
上家が2600点、対面が16100点、下家が4300点といった感じの点棒状況。トビを出さないためには、対面からの出アガりか2000オールくらいしかできない。
そこへリーチドラ一の両面テンパイが入る。若干迷った末、リーチ。この時、対面からの出アガりまたはツモアガり以外はスルーと決めていた。80000点を越えての終了でも優勝がワンチャン見えるものの、他三人が厳しい手作り上の制約を課された状態で親番を続けられるという大会独特の状況を考えたら、もうひとアガり狙えるのではないかと欲を出した。
実際に上家からアタり牌が出るもののスルー。倒せばおそらく3位以内は固いが、優勝にはいまひとつ足りないのではないかという感覚だった。
しかし、結果的にはその判断が裏目に出た。次局、遅い展開になる中でひたすら打点を追求し、ついに倍満確定、ツモって三倍満、ツモ+裏・カン裏で二枚乗れば役満という手でリーチをかける。だが、ハイテイで上家に12000放銃という結果に終わる。そして、次局が対面の一人テンパイで流れた、その次の局で対面が6000オールをツモアガりゲーム終了。結果的にリーチ棒等を含めると、スルーしなかった場合に比べて24pほど損した形。これがどう転ぶかはもう運を天に任せ、結果を待つことに.......。
結果、三位
全ての集計が終わり、入賞者が順にアナウンスされる。結果は三位。一位とはだいぶ離れていたため、アガっていたらやはり足りていなかった。良かった。もしこれで実はアガっていたら優勝だったなんて結果だったら悔しさで発狂するレベル。倒していたら二位だったけど、そしたらそれはそれで絶対後悔していたはずだからこれでよし。
全体を通して、とてもいい大会だった。運営もつつがなく行われ、何より参加者の雰囲気がみな和やかだったのが良かった。大会特有の殺伐とした空気が全くなかったため、初心者の方でも絶対に楽しめたはず。また開催される時はぜひ友人や後輩に薦めたいと思う大会だった。
白のみなさん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
【雀荘レビュー】19番地@新橋
雀荘レビュー第七段は19番地新橋店です。JR新橋駅から徒歩2分ほどの通りに入ったところにあります。
基本情報
【店名】19番地
【HP】麻雀19番地のプロフィール|Ameba (アメーバ)
【最寄り駅】新橋駅
【場代】400G。トップ賞200G。
【ルール】
点5東風戦。テンパイ連荘。一本場1500点。鳴き祝儀。60000点終了。トップ30000未満で南入。飛び賞500G。
赤3枚。金2枚(5m・5p)。赤は一枚200G。金は一枚400G。
白ポッチ二枚。
【雰囲気】
良い。
フレンドリーな接客。客層もルールの割に物腰柔らかな人が多い印象。
【イベント】
19時から先着一名の5勝戦。なんと20000G。破格。
他にもダーツイベントなど。
ここがユニーク!:「祝儀ぶんどり合戦」
19番地の一番の特徴は、その祝儀の高さ。鳴き祝儀ありで金を二枚採用しているため、祝儀がガンガン飛び交う。点5なのに800Gオールとかがざらに飛び交う。
通常、点5は祝儀比率が低いため、祝儀よりも順位を意識した方が良い結果になりやすい。しかし、ここではとにかく祝儀を取りにいくべき。金があればガンガンしかけ、テンパイしたら愚形だろうとなんだろうと即リー(白ポッチもあることだし)。天鳳よりもかなり攻めに重点を置いた打ち方が必要。
ここで初めて打った時のことは今でも覚えている。5順目ドラドラ両面を即リーしたところ、メンバーが危険牌を切って追っかけをしてきた。数順後メンバーが出アガリしたが、無筋のカン8s待ち1300だった。この選択の是非は置いとくとして、それくらい攻めっ気がいるのだと衝撃を受けた。
結局その日は2-2-1-1の+2300Gだったが、気を抜くとあっという間に沈んでいきそうだった。
また、場代はやや高めだが、その分を五勝戦やイベントで還元している。逆に言えば、ここで浮きたいなら積極的にイベントを狙いにいかないと駄目だろう。
東風戦ということもあり、甘く見ているとピン東南くらいのスピードで溶けていく。しかし、スピード感があってとても面白い店。
【雀荘レビュー】ジャンスタ@高田馬場
雀荘レビュー第六弾は高田馬場のジャンスタ。早稲田松竹の側にある雀荘。若干入口が分かりづらい。
基本情報
【店名】ジャンスタ
【HP】ジャンスタ高田馬場店のブログ
【最寄り駅】高田馬場駅
【場代】0.5:400G
【ルール】
金5p(チップ二枚相当)を採用しているのが特徴。
【雰囲気】
普通。
高田馬場エリアでは珍しく、平日昼間はあまり卓が立っていない。メンバーがかなり強かった印象がある。
【イベント】
3勝戦やスピードバトルなど、さまざまなイベントを開催している。
ここがユニーク!
イベントへの力の入れ方が凄い。
東風戦で最初に3勝した人へ3000Gというスピードバトルや、以前は条件達成で最大15000Gがもらえるイベントなどを開催していた。間違いなく高田馬場で一番イベントに力を入れている店。イベント情報はTwitterで頻繁に流れるため、要フォロー。
……と、過去の記憶を頼りに記事を書いていたのですが、なんと五月末にフリーを閉店するようです。他の店に比べると駅からやや遠いのが難点だったのかわからないけれど、とても残念。
【雀荘レビュー】麻雀NEWせんてんぼ~@高田馬場
雀荘レビュー第五弾は高田馬場のせんてんぼ~。早稲田松竹の向かい側、雀荘ワセダの隣にある雀荘。
基本情報
【店名】麻雀NEWせんてんぼ~
【最寄り駅】高田馬場駅
【場代】0.5:350G。0.3:300G。0.2:250G。
【ルール】
赤なし・チップ無しという今どき珍しいルール。
アガリ連荘。
ダブロンなし(頭ハネ)。
【雰囲気】
良い。
店内は狭いが、落ち着いた雰囲気の店。待ち席の漫画や戦術本が充実してるのも地味にうれしい。
【イベント】
未確認
ここがユニーク!
なんといっても赤なし・チップ無しというところ。プロルールや最強戦ルールに煮ている。
このルールだと、鳴きの点数が透けるためタンヤオ仕掛けがし辛いという特徴がある。かわし手はかわし手、本手は本手でしっかり作っていく必要がある。
基本的に場代が安いのと、チップがないため安心して打てる。最強戦ルールの練習としても使える。
【雀荘レビュー】Meys(メイス)@高田馬場
雀荘レビュー第三弾は高田馬場の雀荘Meys(メイス)。2015年3月にオープンしたばかりの店。
基本情報
【店名】Meys
【最寄り駅】高田馬場駅
【場代】400G。トップ賞100G。
【ルール】
ごく普通の点5アリアリルール。テンパイ連荘。鳴き祝儀。
トビ賞あり(300G)。
55000点終了。
【雰囲気】
良い。
まだ開店したばかりということで客はまばら。空いていて接客も丁寧なため、のびのび打てる。
【イベント】
週一ペースでプロが来店する。
ここがユニーク!
Meysの特徴は、戦績をネットで詳しく見れること。
自分のIDとパスワードさえ入力すれば、個人船籍・順位率・トップ回数・打半荘回数を確認することができる。また、月ごとの順位率のランキングも見られる。
新規オープンで店舗も通りの裏にあるのが大きなハンデとなっている印象(あと、四階なのにエレベーターがない)。
ゲーム代が近隣他店に比べたら高めなのも苦しいところ。
これからイベントもしていくようなので、それに注目したい。
【雀荘レビュー】ウェルカム@高田馬場
雀荘レビュー第二段は麻雀ウェルカム高田馬場店です。高田馬場駅から徒歩一分ほどのビルの三階にあります。
基本情報
【店名】麻雀ウェルカム
【HP】
麻雀ウェルカム高田馬場店 | 「麻雀ウェルカム」(渋谷、池袋、秋葉原、高田馬場、横浜、町田、立川、多摩の雀荘チェーン)
【最寄り駅】高田馬場駅
【場代】Aルール:400G(学割300G)。Bルール:300G(学割250G)トップ賞100G。
【ルール】
ごく普通の点5アリアリルール。テンパイ連荘。鳴き祝儀。オールスターあり(五枚)。
【雰囲気】
良い。
メンバーも客層も学生が多いため、非常に活気がある。
上にも書いたが、学生が非常に多い。そのため平日昼間でも卓はよく立っている。
ただ、この雰囲気を好むかは人それぞれなところ。良く言えば活気があるし、悪く言えば学生ノリが目立つ。メンバーも非常によく喋る(これはウェルカムグループの特徴か)。
【イベント】
学生麻雀大会の他は特になし。
ここがユニーク!
中でも高田馬場店最大の特徴は、学生麻雀大会を毎月開いていること。ここは学生街の雀荘らしく、毎回大勢が集まって盛り上がっている。
学生麻雀大会(高田馬場) | 「麻雀ウェルカム」(渋谷、池袋、秋葉原、高田馬場、横浜、町田、立川、多摩の雀荘チェーン)
開催されるのは毎月第三日曜日。ペア戦で、半荘三回での合計得点を競う(個人でも参加加)。
参加費は1000円だが、1000円分の割引チケットがもらえるので実質無料というのも嬉しい。
商品は、
優勝ペア:一ヶ月間フリー&セット無料
準優勝ペア:一ヶ月間フリー&セット50%OFF
三位ペア:一ヶ月間フリー&セット20%OFF
これに加え、カニだったたり神戸牛だったりと、その時々によって違う商品が用意されている。
麻雀大会は意外と参加のハードルが高いけれど(参加費の高さ・日程の少なさ)、ここの大会は参加のハードルが非常に低いため気軽に挑戦できるのもポイントが高い。
学生が多い・チェーン店・学割がある・点2もあることから、学生のフリーデビューの場としておすすめ。