無敵の人第14話感想―甲斐谷節が炸裂!MがGTBの癖を見破った方法とは!?
簡単なあらすじ―MがGTBの癖を見破った方法が明らかに!
二人の雀仙位を下したM。
しかし、初代雀仙GTBはここ三年雀仙を打っていないという。そのため、牌譜から相手の癖を見破る能力を持つMにとって、GTBは強敵に見えた。
雀荘回で看破した可能性もきっちり潰してくれる丁寧な一ページ
さすがのMでも、相手の手が見れない対局中に癖を読むことはできない。
それにもかかわらず、MはGTBの癖を見破り危険牌を通していく。
はたしてMはどうやってGTBの癖を見破ったのか……。
今回の感想―甲斐谷節が見えた一話!
前回の感想で、GTBの反撃があるかどうかが見どころになると書いた。
しかし、Mの処刑タイムは続行。
哀れGTBは全国中継で煽られ続けるのだった……。
それはおいといて、今回の無敵の人は甲斐谷節が見えて面白い一話だった。
最近は打っていないプレイヤーの癖をどうやって見破ったのか。
リアルで打った一戦で癖を掴んだのか。
それとも対局中に見抜いたのか。
どちらにしても、たった一局、それも相手の手が見えていない状況で癖を把握するというのは現実的ではない(この言葉が妥当かはわからないが…)と考えていた。
そして、そのことは作中でもきちんと指摘されていた。
さすがのMでもそれは無理
麻雀的には癖をこの段階で読み切るのは不可能なはず。
しかし、今回の話では説得力ある形でアンサーを出している。
言われれば「なるほど」と納得できる仕掛けだった。
せっかくの仕掛けをネタバレしてしまうのは避けたいため、ぜひマガジンか無敵の人第二巻で確認してほしい。
今後のみどころ―GTBは腹を切るのか!?
さて、完全にフルボッコにされているGTB。
ここまでボロボロにされると同情さえ覚えてくるが、彼は対局前にとんでもない発言をしている。
そう。「もしMに負けることがあったら俺は命を絶ってもいい」発言である。
これを今のGTBに見せてあげたい
すっかり小物っぷりを見せつけたGTBだが、はたしてこの約束にはどう対処するのか?
ちょっと今後の展開を考えてみた。
◎本命:Mの同情差し込みで逆転
〇対抗:ボロ負けするも開き直る
▲大穴:実力で奇跡の逆転勝利
公約無視の開き直りを前提にすると、Mが同情しての差し込みというのが展開的にありえそう。感情が復活しつつあるという話にもつなげられるし。
まぁ、個人的には実力での大逆転に期待。
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